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マルカの家「住み心地」通信

『三つの家づくりに今、感じていること。』

2019年8月29日(木)

日々の住み心地

弊社のすぐ近くに分譲地がある。36戸分の土地が建築条件なしでしばらくの間、売りに出されていた。利便性がある所だがなかなか売れない。この夏、建売業者により分譲住宅として一気に建築がなされた。あっという間に次々と出来上がる。60坪ほどの土地に延べ床35坪で2千万円を割って売り出された。車は青空駐車だが3台はとまる。広さを一番に求めるなら驚きの価格だ。

広告はその大きさと価格の安さを強調していた。だがその住宅現場で働く職人さんたちの仕事ぶりをみて感じた。お客さまの顔が見えない住宅造りはしたくないと、これからもすべきではないと思った。


ほぼ週末には体感ハウス、またご訪問をしてお客様と家づくりのお話をする。

内断熱、外断熱を問わない全館空調の家づくりとの比較のお話が多い。

「ご本に書いてあるこの涼温な家といったい何が違うのですか。」との問いかけに、その違いや弊社が外断熱に切り替えた原点をお話する。

工期の短縮にうってつけでいまや内断熱の主流となった充填断熱も、外断熱も、施工さえきちんと行えば性能的には同じだとする意見を学者や多くの営業マンが語る。これは理論だけを追って現場の実情を知らない発言だ。「きちんと行えば」という条件が実際はどんなレベルで満たされるかを知ったら軽々しく言えなくなる。

断熱ラインの途切れによる熱橋をつくらないよう、精度の高い断熱と気密性を確保するために、基礎からつながる外断熱をする。

断熱層が構造体の中にある充填工法ではその熱橋は避けられず、また重要な防湿.気密層(ベーパーバリア)の位置が断熱材の内側となり、雨水の侵入や滞留は生活をして気づくこともできない。また壁の中の通気ができず壁内が湿気るといった「湿気の停滞」からも回避できない。


外断熱により高い断熱性と気密性をもつ「涼温な家」は、健康維持.増進を目的とする「住み心地」を重視し、エアコンの風さえも意識させず換気を主とする「空気のきれいさ、気持ちよさ」を実現する。

もちろん家の中に不快な温度差や湿気だまりやにおいもない。

かたや内.外の断熱を問われない空調システム、全館空調の家ではエアコン一台で快適とする省エネ性を最大の売りにする。

従来の換気経路ゆえに天井裏にはところ狭しと配管された数多くの給気ダクトの束がある。それぞれの管へ、その空気抵抗に負けないように強く送り出された冷暖房の空気は「住み心地」よりも「よく効きます」とその省エネ性が一番に謳われる。

住むことなくその冷.暖の省エネ性や快適性を謳うあり方をどうかと思う。訪れると住むは違う。

一時の快適性と四季を通して住み味わう住み心地の楽しさ、心地よさは違う。似て非なるもの。


今も多くの住宅には寒さと暑さ、湿気や音といった住まう人の不都合が隠されている。

住宅業界の「造る側にとって都合が良いものは、住む側にとっては不都合であるという構図」は一向に変わらない。

ネット上では何でもありの手法、工法や内断熱、外断熱を問わず気密の層は曖昧のまま最先端の省エネであると全館空調をうたう空調ハウスがもてはやされる。その背景には、「構造」には関心があるが、「断熱の方法」、まして「換気」と「冷暖房」の方法については造り手にお任せというお客様の実態がある。


平成10年、弊社は内断熱から外断熱による高気密、高断熱の家づくりへと切り替えた。

基礎.壁.屋根と連続した外断熱を不変のものとし、大切な住み心地を左右する換気、空調を進化させてきた。


なぜ「涼温な家」を薦めるのですかの問いに、

『不合理な換気経路を従来とは逆転し、抵抗の極めて少ないセンターダクトを用いることで、「換気」を主とし「空調」を従とすることができ、家のなかをやさしく涼温房できます。寒い、暑い、湿気る、くさいといった家のなかの不満、不快を無くし、四季を通じて空気に「気持ちいい」と感動していただけ、住み心地を楽しめ健康維持.増進に役立つ家だからです。』

『夏にも冬にもエアコンの風によるストレスを感じることはありません。そして老後に何よりも頼れるものだからです。』

とお伝えしている。


株式会社マルカ 近藤元和


近藤元和

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